「堀川の奇跡」(教育とはなにか? 尾木直樹・茂木健一郎著

「教育とはなにか?」という本を読んでいて。
国際バカロレアとの様々な共通点を見つけた。

「学びの主役は学ぶ者」
先生から一方的に伝えるのではなく、主は児童や園児であり、先生はあくまでも伝える役割があるだけ。
国際バカロレアのワークショップでも、インストラクターの方が必ず言われます。ワークショップでも学ぶ主体は、学ぶ側。園でも、主体は園児。受け身では学習にはならない。

「堀川の奇跡」
京都にある市立堀川高校で、「探求科」というものを新設。
世の中にあるものや、社会にあるものを題材に、外部の専門家や実際に働く人々に来てもらって自身のテーマに対して探求をしていくという科目。
これを新設したところ、前年6名だった、国公立大への入学者が106人になった。
これを堀川の奇跡という。

学校教育自体を変えていくことは時間がかかる。
しかし、目の前にいる園児や児童達にたいする教育を変えていく自由は、教育者にある。

国際バカロレアの価値は、これからもどんどんと世の中で見いだされていくはず。

まだまだ探求の旅は続く。


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