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保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)②

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後半は、主に質疑。 様々な親の思いや悩みが共有され、みんなで意見交換した。 子どもの習い事について 兄弟の違い 思うように行かないたくさんのこと、、、 西野個人のキャリアについて サッカー選手をやめて、どうして教育の世界へ舵を切ったのか? なぜ文武両道? 親はどのような教育をしてきたのか??? 等 ワークショップで学ぶのではなく、今回は、いろいろな想いを話してもらい、我々スタッフも一緒になって感想を述べ合ったり、アドバイスしあったりする時間となった。 今回の保護者勉強会&座談会の目的は3つ 国際バカロレアPYPの 基本的な考え方 の必要最小限を伝え、理解してもらう! 国際バカロレアPYPにおける 体育(スポーツ)の取り組み について、必要最小限を伝え、理解してもらう! 保護者の方と意見交換 する! この3つの目的は、どの程度達成できただろうか? 保護者からのフィードバックをもって、自己評価したいと思います。 個人的には、保護者の方々とたくさん、子育てや教育について話したり意見交換できる楽しい機会でした。こういう勉強会なら、何度でもやっていいなあって思えました。 次の機会も楽しみにしています。

年長:スポーツフェスティバルに向けて②

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日の内容は こちらの記事 の続きとなります。 セントラルアイディア「一人ひとりが役割を果たすことで、一つのものが出来上がる」 ~探究の流れ~ ①組織とは ②組織の一員としてできること 導入活動で体操プログラムとコラボレーションし、オリジナルのサーキットを作った年長さん。 皆で協力することはもちろん、自分たちの力で大きなサーキットを作り上げる達成感も得られる楽しい活動となりました。 さて、いよいよ、 スポーツフェスティバル に向けた準備です! まずは、昨年を思い出しながら、どんな役割が必要かクラスのみんなで考えました。 必要な役割が分かったら、自分のやってみたいおしごとを選びます。 それぞれ人数が決まっているので、お友だちと話し合い、譲り合いながら係決めをしました。 一つのイベントを行うために、これだけたくさんの役割があることに気づく年長さん。どの役割も欠かすことのできない大切なお仕事です。 ここからは、各役割のチームごとに作業します。 「なぜこの役割が必要なのかな?」と話し合ったり、担当の先生とのミーティング日程を決めたり。 「スポフェスのしおり」にあるカレンダーに予定を書き込みながら・・・ ~参加するだけのスポフェスから、 自分たちが作りあげるスポフェスへ~ 司会、装飾、ゴールテープ、メダル、音響などなど、9月28日の本番に向けて、一生懸命準備を進めています!! また、その過程で、自分の役割を最後まで行う 責任感 や、お友だちと協力しながら行う 思いやりの心 や コミュニケーションスキル 、決められた時間に決められた場所に集まる 自己管理スキル など、様々なスキルが高められるはずです。 責任感を持つこと、時間を守ることなど、頭で分かっていてもできないことはたくさんあります。今回の活動では、一つのイベントを作り上げるという明確なゴールがあるからこそ、実践を通じて学んでいってくれたらうれしいです。 保護者の皆さま、当日は縁の下の力持ちとなって動いてくれる年長さんの姿を、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)①

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保護者勉強会を開催。(2019年9月7日土曜日 14時〜16時30分) 今回は、勉強会というよりも、座談会形式で実施。 まずは、PYP の考え方について説明し、学習者像について「自分のこどもにはどんな人間になってほしいか」を考えてもらった。 ちなみに、私は、「思いやりある人」+「挑戦する人」 そして、PSPE(スポーツ)の説明時間前には、保護者の人に名札を作ってもらい、(個別に名前を把握するため)、事前のアンケートにも答えてもらった。 アンケートはこちら。 まずは、キッズ大陸のPE(体育)で取り組んでいる探究活動をビデオで説明。 子ども達が、新しいルールを自分たちでつくってサッカーを楽しむ姿を見てもらいました。 勝ち負けだけではない、自分なりのスポーツの楽しみ方を探究してもらう。それが、自分でスポーツの価値を定義づけることにもつながります。 [うまさ・強さ・早さ] = スポーツにおける認知能力 だとすれば、、、、、、 [協力・リーダーシップ・思いやり・コミュニケーション・等等] = スポーツにおける非認知能力 IB(国際バカロレア)では、非認知能力の開発に取り組んでいると言えます。 ※非認知能力の重要性について 「幼児教育と聞くと、私達は算数や国語の早期教育をイメージしてしまう傾向がある。しかし、(中略)社会的に成功するためには、非認知能力が十分に形成されていることが重要であり、それが就学前教育で重要な点だということである」 ジェームズ・J・ヘックマン. 幼児教育の経済学 (Japanese Edition)  ※PSPE(Personal Social Physical Education) 続きは、「保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)②へ

年長:スポーツフェスティバルに向けて①

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How we organize ourselves (どのように自分たちを組織しているのか)のユニットが始まった年長さん。 去年に引き続き、スポーツフェスティバルの運営をとおして「組織とは何か?組織における個人の役割とは?」ということを探究しています。 セントラルアイディア「一人ひとりが役割を果たすことで、一つのものが出来上がる」 ~探究の流れ~ ①組織とは ②組織の一員としてできること 【導入の活動】 体操プログラムのサーキットを自分たちで1から作ってみよう! セントラルアイディアにある「 一つのものが出来上がる」 について皆で考えるため、体操プログラムとコラボレーションして活動を行いました。 普段は体操のインストラクターの先生が用意してくれるサーキット。 マットや鉄棒、跳び箱など様々なものを組み合わせ、子どもたちのレベルや目的に合わせて作られています。 いつもは先生のお手本をマネしてぐるぐる回るだけですが、いざ自分たちで考えるとなると一つ一つの道具の特徴や使い方についてもしっかり考えることができます。 活動の流れとしては、 1回目 :皆でサーキットのデザインを行う。 グループごとに、図や文字でサーキットのデザインをしながら・・・ 絵で表現したり、言葉で動きを説明したり。グループごとに工夫を凝らしていました! 2回目 :実際に道具を設置し、サーキットを作る→自分たちで使ってみる。 3回目 :振り返りを行い、改善点について話し合う。 ←ここがとても大事! 4回目 :修正を加えたサーキットを実際に作り、自分たちでやってみる。 先生に自分たちの意図を伝えたり、更なる改善点について話しながら楽しく遊ぶ。 慣れ親しんだ体操の道具ですが、「自分たちでサーキットを作る」という初めての経験をする中で、子どもたちの中でたくさんの新しい気づきが生まれていました。 スポーツのプロフェッショナルとともに、 「一つのものが出来上がる」 ということを新しい視点で体感することができた今回の活動。本やインターネットから知識を得るだけでなく、様々な体験・経験の機会を提供することで