自分の意見もつ

現在年少組さんは、「who we are」のユニットの中で、「自分と人との違い」について探究しています。

IBでは、国際的な観点から、
世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

3歳の子どもたちが国際的な観点を持つことは難しいですが、このユニットを通して、自分や友達それぞれのもつ「好み」を通して、自分と友達との違いを感じ受け入れる。そして、その中で自分の意見を伝え、友達の意見を聞き入れ、答えを導き出して行くということの基礎の部分を学んでもらいたいと思っています。


先週末、IBより講師の方を招いてワークショップを行いました。
全体で行うワークショップは今回で2回目です。
その中でのほとんどで、自分の意見を伝え、他者の意見を聞き、自分のグループの意見としてまとめるという作業をしました。
私たち自身も、そのワークショップの中で自分と他者との意見の違いというものを受け入れた上で、答えを導き出すという活動をしていました。
違いを感じるためには、自分の意見を持たなくてはなりません。

「自分の意見を持つ=自我を通す」

ではなく、協力して生きて行くためには、自分の意見を持つことが大切なのだということを改めて感じました。

 
学びは人から教えられるのではなく、自分で考え経験したことから得られるということを、私たち自身も経験を通して学んでいる真っ最中です。

私たちも子どもたちに、そんな教育をしていきたいです。
自分で考えること。
自分の意見を持つこと。
他者の意見を聞く事。
協力し答えを導き出すこと。

見て、触れて、聞いて、感じて、、、。
五感を最大限に使って、経験を通して学びを深めていきたいです。

そのためにも、自分自身の学びからです。

保育長
中尾

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