サッカー大会に向けて
6月頭にキッズ大陸全園合同でサッカー大会があります。
昨年は、年中さんのチームが優勝し、1年間優勝トロフィーを園に飾ることができました。
今年も、年長さん・年中さんともに優勝を目指して猛練習中です!!
年長さんは、“どうしたら勝てるのか”を自分たちで考え、チーム編成も子どもたち同士で考え、話し合いながら決めました。
途中、まずは「チームリーダーを決めよう!」ということで昨年の優勝チームでタッグをくんでいた2人組みが、「じゃあ俺たちが分かれよう!」と率先して2チームのリーダーを名乗り出ました。
他のおともだちも、普段のサッカープログラムの様子などかから納得して話しを聞いていましたが、ここから一気に子どもたちに熱が入り始めました。
子ども同士で、「こっちのチームに○○君と△△君がいたんじゃ、強すぎるよ!」とか、
「俺は、●●君と一緒のチームがいいんだ!」とか、担任の神山先生や小林先生も、口をはさむ隙もなくみんなで熱くなりながら話をしていました。
最終的には、納得して話もまとまりましたが、1週間で練習試合を進める中でも、チームリーダーの子が、「もう少し編成メンバーを考えたいから、ご飯を食べたら話しをしていい?」と自分から先生に言ってきたり・・・
「他の園の作戦はどうなんだろう?」と話しあったりしながら、まだまだ自分達で試行錯誤をして進めています。
衝突することも少なくないですが、その中で自分の気持ちや、お友達の気持ちなどもきちんと伝え、聞いてあげることが出来ている様子がみられます。
きっと先生たちが、チーム決めて「はい、じゃあー絶対勝つぞー!おー!」というアプローチをしていたら、
こんな子どもたちの学びの場や姿勢も見る事ができなかったんだろうなと思います。
また、昨年から始めたIB活動が自然と子どもたちにも浸透しているからこその様子なのかなと・・・
もちろん先生たちも、やるからには『優勝』を目指して頑張ってもらたいと思っています。
ただ、『勝つこと』はあくまでも目標ですが、それが全てではなく、勝っても負けても、サッカー大会を通じて得られる様々な気づきや学びを大切にし、その時の気持ちを上手く汲んでいきながら、子どもたちの成長に繋げられたらいいなと思っています。
とはいえ、元体育会系(高校球児)の私としては、こうしたイベントは血が騒ぎますw
当日は、100%の力で応援します!!
施設長 勝見
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