小6の壁?

中学受験のシーズンも終了しましたね。
私の長男の周りでもチラホラと受験する子がいて、
やっと落ち着いたという声が聞こえてきました。

長男も半年ほど前までは塾の受験コースに通っていました。
親としてはあわよくば受験してほしい。。。
という気持ちもあり、
本人の意思とは反して入会した受験コース。
受験に関しては本人に任せることにしてましたが、
受験に向けての勉強をしておくことは決して無駄ではないと思い通わせていました。

それと同時期、思春期を迎え出したのかな?と思うくらいに
イライラしたり、だるそうにしたりする姿が目立つようになった長男。

サッカーを本気でやりたい、
受験はしたくない、
地元の中学に友達と行きたい。。。

そんな気持ちをチラホラ見せてはいましたが、
なんとなくかわしていた私もいました。

そんなある日、
急に長男がサッカーをやめると言い出しました。
サッカーは大好きだけど、
受験するなら中途半端になるから嫌だと。

最初は両方続ければいいじゃんと流していましたが、
どんどん気持ちがこじれていく長男の姿に、
やっと夫婦で向き合いました。

親の気持ち、
自分の将来の夢、
社会の現実、
などなど、、、。

小学生なりに本気で考えていたのです。

そこまで考えられたのならば、、、
本人に任せよう。
彼の人生なのだから。

それが私たちが出した結論でした。

正直、親としても勇気がいりました。
先々を考えた時、
サッカーという夢よりも現実な道をと。

でも、まあ、仕方ないですね。
彼の人生なのだから、
自分で決めることの方が大切かと。

そこからは急展開。
塾のコースを変え、
サッカースクールの日数を増やしました。

そしたら長男にも変化が。

イライラとした様子がなくなり、
何事にも意欲的に。
自分で勉強、
サッカーの練習、
ゲームなどの時間のコントロールをし、
家の手伝いも自らするようになりました。

こんなに人って変わるんだ!
驚きの変化でした。

相変わらず小さな事で叱られることもありますが、
その後も長男はイキイキと生活してます。

これから先、
山あり谷ありあると思いますが、、、。
これで良かったんだね。
本当にそう思います。

親として、
すごく考えさせられた
一年でした。

子育てのhow-to本は沢山あるし、
成功するための秘訣なんてものも
様々に言われています。

でも、子どもは十人十色。
みんなに当てはまる秘訣なんて
あるのでしょうか?

答えなんてないですし、
一生抱えていく問題だと思います。
だからせめて
ちゃんと向き合っていこうと
そう思っています。



さてと、、、、。
我が家にはもう一人息子が。

来年小6になる次男。

長男とは全くタイプの違う次男。
特に夢中になるものもなく、
周りをよく見ていて、
とにかく平和に楽しく暮らしていたいというのが
第一希望。

来年度はこの次男と向き合う事になるのでしょうね。

こちらは一筋縄ではいかない予感がします。笑

園長 中尾

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