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年中:新しいユニットに入ります!

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 一生懸命練習を重ねてきたスポーツフェスティバルが終わり、 キッズ大陸の子どもたちも先生たちも、通常営業に戻っています。 「コミュニティーには様々な役割が存在する」 という組織のユニットを終えた年中さんは、10月から新しい 表現のユニット に入っていきます。 さまざまな遊びや活動を通して理解してほしい今回のセントラルアイディアは、 「物語にはメッセージがあり、私たちはそれを表現することができる。」 クリスマス発表会の劇の発表をゴールに、様々な角度から 物語 や 表現すること について探究していきます。 今日はまず最初の活動として、一人ひとり好きな絵本を紹介してもらいました。 「どうしてこの本が好きなの?」という質問に対し、それぞれが自分なりの言葉で伝えられているところに、4月からの成長を感じます! そのあとは、お友達と一緒に絵本を読みました。 私たち大人にとっては「本は自分で黙々と読むもの」となりがちですが、 まだ物語の内容を 理解する レベルではない子どもたちにとっては、ペア読書はとっても効果的。 一緒に読んだり、読んであげたり。二人の好きなスタイルで読んでいます。 おしゃべりしながらなんだか楽しそう! 2人で一緒に楽しく読むためには、「どうしたら仲良く読めるかな?」と相手のことを 思いやったり 、お互いに コミュニケーション をとることが大切です。 概念の理解ももちろんですが、様々なスキルも活動の中で身に着けていってほしいと思います!

保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)②

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後半は、主に質疑。 様々な親の思いや悩みが共有され、みんなで意見交換した。 子どもの習い事について 兄弟の違い 思うように行かないたくさんのこと、、、 西野個人のキャリアについて サッカー選手をやめて、どうして教育の世界へ舵を切ったのか? なぜ文武両道? 親はどのような教育をしてきたのか??? 等 ワークショップで学ぶのではなく、今回は、いろいろな想いを話してもらい、我々スタッフも一緒になって感想を述べ合ったり、アドバイスしあったりする時間となった。 今回の保護者勉強会&座談会の目的は3つ 国際バカロレアPYPの 基本的な考え方 の必要最小限を伝え、理解してもらう! 国際バカロレアPYPにおける 体育(スポーツ)の取り組み について、必要最小限を伝え、理解してもらう! 保護者の方と意見交換 する! この3つの目的は、どの程度達成できただろうか? 保護者からのフィードバックをもって、自己評価したいと思います。 個人的には、保護者の方々とたくさん、子育てや教育について話したり意見交換できる楽しい機会でした。こういう勉強会なら、何度でもやっていいなあって思えました。 次の機会も楽しみにしています。

年長:スポーツフェスティバルに向けて②

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日の内容は こちらの記事 の続きとなります。 セントラルアイディア「一人ひとりが役割を果たすことで、一つのものが出来上がる」 ~探究の流れ~ ①組織とは ②組織の一員としてできること 導入活動で体操プログラムとコラボレーションし、オリジナルのサーキットを作った年長さん。 皆で協力することはもちろん、自分たちの力で大きなサーキットを作り上げる達成感も得られる楽しい活動となりました。 さて、いよいよ、 スポーツフェスティバル に向けた準備です! まずは、昨年を思い出しながら、どんな役割が必要かクラスのみんなで考えました。 必要な役割が分かったら、自分のやってみたいおしごとを選びます。 それぞれ人数が決まっているので、お友だちと話し合い、譲り合いながら係決めをしました。 一つのイベントを行うために、これだけたくさんの役割があることに気づく年長さん。どの役割も欠かすことのできない大切なお仕事です。 ここからは、各役割のチームごとに作業します。 「なぜこの役割が必要なのかな?」と話し合ったり、担当の先生とのミーティング日程を決めたり。 「スポフェスのしおり」にあるカレンダーに予定を書き込みながら・・・ ~参加するだけのスポフェスから、 自分たちが作りあげるスポフェスへ~ 司会、装飾、ゴールテープ、メダル、音響などなど、9月28日の本番に向けて、一生懸命準備を進めています!! また、その過程で、自分の役割を最後まで行う 責任感 や、お友だちと協力しながら行う 思いやりの心 や コミュニケーションスキル 、決められた時間に決められた場所に集まる 自己管理スキル など、様々なスキルが高められるはずです。 責任感を持つこと、時間を守ることなど、頭で分かっていてもできないことはたくさんあります。今回の活動では、一つのイベントを作り上げるという明確なゴールがあるからこそ、実践を通じて学んでいってくれたらうれしいです。 保護者の皆さま、当日は縁の下の力持ちとなって動いてくれる年長さんの姿を、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)①

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保護者勉強会を開催。(2019年9月7日土曜日 14時〜16時30分) 今回は、勉強会というよりも、座談会形式で実施。 まずは、PYP の考え方について説明し、学習者像について「自分のこどもにはどんな人間になってほしいか」を考えてもらった。 ちなみに、私は、「思いやりある人」+「挑戦する人」 そして、PSPE(スポーツ)の説明時間前には、保護者の人に名札を作ってもらい、(個別に名前を把握するため)、事前のアンケートにも答えてもらった。 アンケートはこちら。 まずは、キッズ大陸のPE(体育)で取り組んでいる探究活動をビデオで説明。 子ども達が、新しいルールを自分たちでつくってサッカーを楽しむ姿を見てもらいました。 勝ち負けだけではない、自分なりのスポーツの楽しみ方を探究してもらう。それが、自分でスポーツの価値を定義づけることにもつながります。 [うまさ・強さ・早さ] = スポーツにおける認知能力 だとすれば、、、、、、 [協力・リーダーシップ・思いやり・コミュニケーション・等等] = スポーツにおける非認知能力 IB(国際バカロレア)では、非認知能力の開発に取り組んでいると言えます。 ※非認知能力の重要性について 「幼児教育と聞くと、私達は算数や国語の早期教育をイメージしてしまう傾向がある。しかし、(中略)社会的に成功するためには、非認知能力が十分に形成されていることが重要であり、それが就学前教育で重要な点だということである」 ジェームズ・J・ヘックマン. 幼児教育の経済学 (Japanese Edition)  ※PSPE(Personal Social Physical Education) 続きは、「保護者勉強会&座談会(キッズ大陸×スポーツ)②へ

年長:スポーツフェスティバルに向けて①

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How we organize ourselves (どのように自分たちを組織しているのか)のユニットが始まった年長さん。 去年に引き続き、スポーツフェスティバルの運営をとおして「組織とは何か?組織における個人の役割とは?」ということを探究しています。 セントラルアイディア「一人ひとりが役割を果たすことで、一つのものが出来上がる」 ~探究の流れ~ ①組織とは ②組織の一員としてできること 【導入の活動】 体操プログラムのサーキットを自分たちで1から作ってみよう! セントラルアイディアにある「 一つのものが出来上がる」 について皆で考えるため、体操プログラムとコラボレーションして活動を行いました。 普段は体操のインストラクターの先生が用意してくれるサーキット。 マットや鉄棒、跳び箱など様々なものを組み合わせ、子どもたちのレベルや目的に合わせて作られています。 いつもは先生のお手本をマネしてぐるぐる回るだけですが、いざ自分たちで考えるとなると一つ一つの道具の特徴や使い方についてもしっかり考えることができます。 活動の流れとしては、 1回目 :皆でサーキットのデザインを行う。 グループごとに、図や文字でサーキットのデザインをしながら・・・ 絵で表現したり、言葉で動きを説明したり。グループごとに工夫を凝らしていました! 2回目 :実際に道具を設置し、サーキットを作る→自分たちで使ってみる。 3回目 :振り返りを行い、改善点について話し合う。 ←ここがとても大事! 4回目 :修正を加えたサーキットを実際に作り、自分たちでやってみる。 先生に自分たちの意図を伝えたり、更なる改善点について話しながら楽しく遊ぶ。 慣れ親しんだ体操の道具ですが、「自分たちでサーキットを作る」という初めての経験をする中で、子どもたちの中でたくさんの新しい気づきが生まれていました。 スポーツのプロフェッショナルとともに、 「一つのものが出来上がる」 ということを新しい視点で体感することができた今回の活動。本やインターネットから知識を得るだけでなく、様々な体験・経験の機会を提供することで...

年中:五感を使って遊ぼう!

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 ここ最近、梅雨らしい気候が続いていますね。 年中さんでは、 コミュニティー をテーマにした探究活動と並行して、 「私たちは五感を使って様々な情報を得ている」 というセントラルアイディアのもと、感覚についての探究を行っています。 先日の保育参観でのアクティビティや先日の泡ぶく遊び(→ 詳しくはこちら )に続き、 今週は、耳を使って動物の鳴き声や乗り物の音など、音あてゲームをしたり、 自然の音(鳥やカエルの鳴き声、風の音、水の音など)を聞いて、どんな音が聞こえたかな?どんな風景が頭に浮かんできたかな?と絵で表現してもらったり。 また、「触覚」に注目するために、小麦粉と片栗粉を使った感触遊びもしました。 小麦粉と片栗粉を触って「こっちはサラサラ、こっちはツルツル」など手で触った感覚を共有したあとは、自ら鼻を近づけて匂いを嗅いでいた子どもたち。 「いい匂いがする」「うどんに似ている匂いがする」とたくさんの気づきがあったようです。目で見える情報だけでなく、自ら嗅覚を使って知ろうとする姿に成長を感じますね! お水を少しずつ足しながらこねこね、こねこね。 変化していく様子を楽しみながら、色々な発見をしていました。 日々様々な活動を行う中で、私たちが常に意識し、大切にしているのはPlay-based learning(遊びの中から学ぶ)の考え方です。 子ども達が楽しく遊ぶ中で、たくさんの気づきを得られる機会を提供していきたいと思っています!

『楽しい!』は興味・関心を引き出す

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いつもは園長という仕事柄、 担任の保育者達のサポートやアドバイスに回る方が多い役回りですが、 先日久しぶりに私が主体者となって活動を行いました。 まずは年長さん。 『 リアルスプラトゥーンごっこ 』と称し、   絵の具の塗たくり陣取り合戦 を行いました。 保育者側の目的としては、 年長さんがどの程度リソース(道具)を活用してパフォーマンス力をあげられるか? を知ることでした。 ゲームは3回戦行います。 1回戦目のチームは、 筆を1本だけ使っていい 2回戦目のチームは、 筆以外に、ローラーやはけスタンプ等好きな道具を使っていい 3回戦目のチームは、 好きな道具を使った上どうしたらより広い範囲を塗れることができるか、作戦を立てる というルールを設けました。 どのチームもやる気満々です。 2回戦目を終えたところで、 子どもたちは筆1本よりほかの道具を使った方が より早く塗れるという事に気付いたようでした。 さあでは、3回戦目。 どのように作戦を立てたのか後から聞いとみると、 Aチームは 『ダーっと勢いよく行く』 Bチームは 『男女に分かれて塗り始める場所を分ける』 でした。 なるほど、確かにAチームが塗った場所は、 用紙が切れてしまうほどの激しさを感じる塗り方でした。 Bチームは男の子が奥、女の子が手前と分かれて塗っていました。 あれ?道具の活用の工夫は? 残念ながら、そこまで作戦には盛り込まれていなかったようです。 でも、2回戦と3回戦での子どもたちの道具の扱い方には大きな違いがありました。 2回戦目の子は1個持っていたのに対し、 3回戦目の子は両手持ち、多い子は片手に3個もの道具を持って臨んでいました。 そんなに持っていたら、、、。 ローラーをコロコロ転がすこともできず、 ただ押し当てているだけでうまく扱えるわけもなく。。。笑 子どもなりに、沢山の道具を使う事で、 より早く広く塗ることができるのかもと考えたのでしょうね! 子どもの考えることは本当におもしろいです。 終了後、三回戦それぞれをみんなで振り返り...