年長:スポーツフェスティバルに向けて①


How we organize ourselves (どのように自分たちを組織しているのか)のユニットが始まった年長さん。

去年に引き続き、スポーツフェスティバルの運営をとおして「組織とは何か?組織における個人の役割とは?」ということを探究しています。

セントラルアイディア「一人ひとりが役割を果たすことで、一つのものが出来上がる」

~探究の流れ~
①組織とは
②組織の一員としてできること


【導入の活動】

体操プログラムのサーキットを自分たちで1から作ってみよう!

セントラルアイディアにある「一つのものが出来上がる」について皆で考えるため、体操プログラムとコラボレーションして活動を行いました。

普段は体操のインストラクターの先生が用意してくれるサーキット。
マットや鉄棒、跳び箱など様々なものを組み合わせ、子どもたちのレベルや目的に合わせて作られています。


いつもは先生のお手本をマネしてぐるぐる回るだけですが、いざ自分たちで考えるとなると一つ一つの道具の特徴や使い方についてもしっかり考えることができます。

活動の流れとしては、

1回目:皆でサーキットのデザインを行う。
グループごとに、図や文字でサーキットのデザインをしながら・・・


絵で表現したり、言葉で動きを説明したり。グループごとに工夫を凝らしていました!




2回目:実際に道具を設置し、サーキットを作る→自分たちで使ってみる。


3回目:振り返りを行い、改善点について話し合う。←ここがとても大事!


4回目:修正を加えたサーキットを実際に作り、自分たちでやってみる。
先生に自分たちの意図を伝えたり、更なる改善点について話しながら楽しく遊ぶ。


慣れ親しんだ体操の道具ですが、「自分たちでサーキットを作る」という初めての経験をする中で、子どもたちの中でたくさんの新しい気づきが生まれていました。

スポーツのプロフェッショナルとともに、「一つのものが出来上がる」ということを新しい視点で体感することができた今回の活動。本やインターネットから知識を得るだけでなく、様々な体験・経験の機会を提供することで、子どもたちの人間力の成長につなげていけたらと思います。

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