この時期になると。。。

いよいよ明日はクリスマス発表会です。

子ども達は家族のみなさんに見てもらう事を楽しみにしながら、
明日のために練習を続けてきました。
各学年色々な表情を見せてくれると思いますので
どうぞお楽しみに!!



さて、この時期になると思い出すことがあります。

私が保育士になりたての頃、
発表会で年長さんにオペレッタを行いました。


まだ保育士としてのスキルに乏しく日々の生活に追われていた私は、
納得できる成果をあげることができないまま発表会を終えました。



年長として適切な発表の内容だったのか。
子ども達の成長の成果を表すことができたのか。
しっかりと目的を持って取り組めたのか。
そして何よりも子どもたちは楽しめたのか。。。



もしかしたら周りはなんとも感じていなかったのかもしれません。
でも、私は発表会というものを、
そしてそこにつながる日々の保育というものを、
深く考えさせられた行事でした。


その後何度も発表会は経験してきましたが、
未熟だったあの時の、
あの発表会の事が、
今でも一番鮮明に覚えています。



今、
きっとキッズ大陸の先生達も、
この発表会を通じて、
自身の保育について沢山の事を振り返っていることでしょう。



保育士になるための知識は、
学生の時に教えてもらいます。
保育士になってからも、
先輩保育士から沢山のことを教えてもらいます。
そして参考になる書籍は読みきれないほど沢山出版されています。


ですが、
経験を通して考え振り返ることは、
実際に担任として現場で働き、
子ども達と日々を過ごしていないことには体験できません。


知識は経験を伴うことで生かされ、
保育士にとってその経験が、何よりも自らの力となります。


今回の発表会までの日々を通じて、
保育者も子ども達も
考え振り返り、
そして新しいスキルや知識を身につけることでしょう。

子どもの学びも大人の学びも同じですね。

「結果」でなく「経過」を大切に、
残りの日々を過ごしていきます。

中尾


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