日々の活動報告~年中:秋を探究しよう!~

こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。
今日は、年中さんが通年で行っている「四季」のユニットについて
お伝えしたいと思います!



セントラルアイディア:季節の変化は私たちの生活に影響を与える

一年を通し、季節の変わり目に合わせて活動を行っているこのユニット。
現在は「秋」の探究を行っています。

幼児期のPYPにおいて特に重要とされるのが、
Play-based learning=遊びをとおして学ぶことです。

私たち大人は、つい「こんなことが出来るようになってほしい、こんなことを理解してほしい!」と知識や技術を教え込みがちですが、この時期本当に伸ばしたいのは子ども自身が「知りたい!」と思う気持ち。

学ぶための授業を受ける、のではなく、楽しく遊ぶなかに気づきがある、ということをたくさん経験していってほしいと思います。

例えば・・・

落ち葉をたっぷり集めて落ち葉のシャワーを楽しみながら


色や形の違う落ち葉を集めて「どうして色が違うんだろう?葉っぱによって表面の手触りも違うね」など興味を持って調べれば、それだけで立派な探究活動★


「土の中に虫はいるかな?夏にいた虫はどこに行っちゃったんだろう?
虫も冬眠に入るのかなぁ。。。」



「この葉っぱはまだ緑っぽいね。これから何色になるのかな?」
「茶色~~!」「赤~~!」
「どうして葉っぱによって色が変わるのかなぁ?」


などなど、いつものお散歩も視点を変えるだけで立派な探究活動になるのです。

クラスでは、夏に行った活動を振り返って、夏と秋でどんなところが違ったか、どんなところが同じだったかなどさらに掘り下げ、子どもたち一人ひとりの興味がどこにあるか観察しています。

来年1月~2月には四つ目の季節「冬」の探究を行う予定です。
すべての季節を探究した後に、子どもたちがどんなことを思うのか、四季のある日本という国に生まれたことをどう感じるのか聞いてみるのが楽しみです♪




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