自分で考え行動するって?


先日のブログの際に、我が家の息子について、「子どもの興味と成長」をテーマにして書きましたが、現在、息子は保育園の2歳児クラス、キッズ大陸でいうと“りす組”さんと同じ学年なのですが、本当にいろんなことに興味が出てくる年齢ですね。加えて言葉の成長も増してきているので、意思表示もしっかり出来るようになり、大人との会話の中でも色んなことを質問してきます。

そんな中、先日、職場でのコミュニケーションについて、勉強をする場があり、まさに子どもとの関わりの部分において、改めて意識をしていかなくてはと思えた内容を簡単にまとめてみました。

◆ありのままの姿へ好意を示す
「いいことをしたときに褒めて認めましょう」はもちろんそうですが、
「部屋でのんびりしている、楽しそうに何かをしている」そんな本来の姿のときに、
「きょうはゆっくりできていいね」「何だか面白そうなあそびだね」と、
それを認める言葉がけを意識してみる。

◆自然に出る行動を一緒にやってみる
こどもの質問をさらに進めて、親も一緒に行動をしてみる。
テレビを見ていたら横に腰をおろして一緒に見てみるとか、ブロックや塗り絵で
あそんでいたら「面白そうだから、やってみたい」と言って、教えてもらう姿勢を
もってみる。

◆先回りせずに自発的な言葉を待つ
 「おやつ食べる?」「オムツかえよう?」などと、親の気になることを先回りして
言うので無く、その子のペースにあわせ、優先してあげることで、「おなかすいたよ」
「おしっこいきたい!」など、自分から言葉にするのを待ち、言われた言葉に応じてみる。

◆「やったつもり」をつぶさない
 いつもより少しだけ何かを頑張った、お手伝いをちょっとしてくれたとか、靴下を自分ではいたとか本人は「いいことをしたつもり」のささいな行動が見えたとき。
「それじゃやったうちに入らない」「もっとちゃんとやってくれるといいんだけど」などと否定せずに、「いい調子だね」「助かったよありがとう」などの言葉をかけてみる。

◆弱い部分をあえて指摘しない
 欠点や弱点は心配ですが、そこを言葉にしてしまうことでより、苦手を強調してしまったり、ポジティブシンキングが行えなくなったりしてしまう可能性が高いです。
 それがこどもの中に定着してしまい、「そうか、僕は○○が苦手なんだ」と思い込んでしまうことは危険ですし、その子の欠点を増やしてしまわない様に欠点や弱点はあえて指摘しない受け答えを意識してみる。(言葉がけで上手く誘導してあげる)


大人の社会でも、コミュニケーションを取る際に意識をすべきことですが、いざ息子やこどもたちと関わるとどうしても、「こうあるべきだよな」とか「もっとこうしてほしいな」などと思い、決め付けて行動してしまうことや、時間に追われてしまい、指示を出してしまう事が多いなあと反省です。

少なくとも、上記のようなことを日々ちょっとだけでも意識して関わることができれば、子どもの感じる気持ちにも変化があるんだろうなと自分自身もとても良い気づきになりました。

日々、勉強になることは色んなところに隠れてますね・・・
こうして感じたことを文書にすることで、より自分の「知識が深まり」「ふりかえりができる」なあと改めて感じました。


勝見

コメント

このブログの人気の投稿

スポーツの探究活動

IB保護者勉強会

​国際バカロレア取得の思わぬ価値