「アクティブラーニング(AL)」って何?

昨年春から導入しているIBを進めていると、「アクティブラーニング」という言葉がよく出てきます。IBをスタートしたころから「アクティブラーニングに近いよね!」などとプランナー(活動計画)をたてる時なんかにも、職員の会話の中でやりとりがありました。
 
日本でも、近年なじみが出てきており、普段何気なく使っている言葉ですが、その意味ってみんな、ニュアンスでなんとなーく分かっている。
「発表形式学習でしょ」とか「園児に何をやりたいのか考えさせる」などなど・・・
ALについては、受動的学習ではなく、能動的に学ぶこと。「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び」(201510月時点で文科省で用いられているいわゆる“アクティブラーニング”です。

具体的には、先生の一方向的な授業スタイルではなく、園児がおこなう体験学習や教室内外でのグループワークやペアワーク、ディスカッション、ディベートといった内容のことです。
まさに、PYPの活動を簡単に言うとって感じですね。

 ただ、ひとえにアクティブラーニングといっても、実際、幼児期(園児)の活動については、あくまでも学習する上での基本・基盤を作ることが目的にしています。
色んな方法や手段がありますが、まずは、卒園までに『自分自身で答えを探す力』や『他の人の意見を受け入れる』、『お友達と協力をする』などという基本的な能力を身につけさせ、小学校や社会人になったときに、その力を少しでも発揮できるようにしていくことが大切なのかなと感じます。

先生たちも、まだまだ学ぶことが多く、子どもたちの学びを深める為に、毎回、会議では頭を悩ませていますが、園児と一緒に今後も多くのことを吸収し、成長していきたいですね。(Lifelong learnerの実践です!!)

勝見

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