表現ユニット x クリスマス発表会

先週末は、中川園のクリスマス発表会でした。

今年は、年少・年中・年長がそれぞれ「私たちは自分たちをどのように表現するのか」というテーマの探究ユニットとコラボレーションし、子どもたちの意見や主体性を大切にしながら作品づくりを進めてきました。

まずは、「にじいろのさかな」を演じた年少さん。


「感情やメッセージは身体で表現することができる」というセントラルアイディアのもと、表情や身振り手振りなど、セリフ以外の表現方法についてたくさん考えてきました。

本番の大きな舞台では緊張もあったと思いますが、皆練習の成果を発揮してそれぞれの役になりきっていました♪



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次に「ペンギンホテル」という絵本のお話を自分たちなりにアレンジして演じた年中さん。


「素材や道具を活用することで、私たちは様々な表現活動ができる」というセントラルアイディアのもと行った今回のユニット活動。色々な素材に触れ、それらを自由に使って工作を楽しむ中で、はやぶさ組の子どもたちの造形活動に対する熱がぐんぐん高まっていきました。

「せっかくだから、劇で使う背景や小道具・大道具も自分たちで作ってみようよ!」と、お話の内容からイメージを膨らませ、たくさんの素敵な作品を作り出してきました。

「ペンギンたちが踊る舞台はどんな風に作る?」「オーロラの綺麗な色は何で表現したらいいかな?」などなど、今回のユニットを通して新たに身に付けた表現方法や、道具・素材を最大限に生かして、一生懸命自分たちのイメージを形にしていましたよ。



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そして、最後のクリスマス発表会となる年長さんは、「西遊記」を演じました。



「私たちは様々な表現方法を使って、メッセージを伝えることができる」というセントラルアイディアのもと、年少・年中で学んできたことを総動員して、発表会の劇を作り上げた年長さん。

題材選びから、お話はどんな展開にするか、登場人物は誰にするか、衣装は?劇で使う道具は?などなど、たくさんのことを、クラス全員で話し合って決めてきました。

最初のうちは思ったように演技ができなかった子どもたちも、「自分たちで劇を作り上げるんだ!」という責任感を持って一生懸命取り組み、本番ではとても素敵な作品をお客さまに発表することができました。




子どもたちの想像力は無限大ですが、自分の頭の中にあるイメージを表現し、相手に伝えるのはなかなか難しいことです。

今回はクリスマス発表会の劇とコラボレーションすることで、子どもたち自身が目標に向かって一生懸命試行錯誤しながら、協力し合って準備・練習を進めることができました。

今後も、様々な形で芸術に触れる機会を作り、表現することの楽しさを経験を通して感じていってくれたらと思います。


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