こどもとの興味と成長

GW(ゴールデンウィーク)では、年度初めの1ヶ月が終わり、久しぶりに家族でゆっくり出来る連休を過ごしました。
我が家にいる2歳の息子とも、平日は夫婦ともに仕事をしているので、時間をかけて話を聞いてあげることや、ゆっくり気持ちに寄り添うということがなかなかできていなかったので、久々にゆっくり過ごす時間がとれた期間でした。

期間中、1歳年上(3歳児)の兄の息子(甥)と一緒に海に遊びに行きました。磯遊びをする中で、“フナムシ”や“貝”、“ヤドカリ”、“ハゼ”などたくさんの海の生き物を見つけました。 











うちの息子は、とってもビビリ君なので、普段から虫や生き物に興味はあり、よく見つけて監察しているのですが、捕まえてあげると、怖がり触ることができません(笑)。

そんなうちの息子に対し、1歳年上の甥は結構な野生児なので、どんどん見つけては捕まえ、触り倒している様子をみて、「怖くない、オレも出来るんじゃないか?」と感じたのか、積極的につついてみたり、触ってみたりしていました。(あまり害がない小さい貝ばかりでしたが・・・)
この瞬間、この経験ってすごく大切で、そんな時に「どんな感触、匂い、形なのか?」等、そこからもっともっと興味を引き出し、学びにつなげられればいいなと感じる瞬間でした。
やはり、親や大人が見本を見せるよりも同じ位の子ども同士のほうが刺激になるんだなあということも改めて感じました。

海からの帰り道でも、道端でアリやダンゴムシを見つけては捕まえていた甥に触発され、ダンゴムシの捕獲を人生初!?で行いました。その瞬間を両親ともに見ており、ちょっとだけ感動をしたのですが、やっぱり怖い気持ちが勝ってしまい、捕まえたのも束の間、再度道へ勢い良く投げつけていました(笑)。





また、この連休でもうひとつ子どもの成長?を感じる瞬間が・・・

この春から保育園の2歳児クラスに進級した息子ですが、現在、絶賛“イヤイヤ期”を迎えており、「あれがイヤ」「これやらない」「それはしない」と何をするにもイヤイヤ!!自分の気持ちに沿わない時には泣きます。

いつもは、朝夕ともに出勤時間や就寝時間に追われる生活をしているので、洋服も「着ない!」といってもとりあえず着せる。「お風呂入らない!」といってもとにかく入れる。
そんな生活になっていましたが、この連休ではいくつか『選択肢』を与えてあげて、自分で選んで何かをさせる。ということを意識して行わせてみました。

急に何が変わったとか、出来るようになったとかではないですが、なんとなく、息子も「あれ?オレの話し聞いてくれてるな」「これやってもいいの?」と感じたのか以外と素直に話しを聞いてくれる場面も多く、なんか感じてくれてるのかな?と親からも感じました。
忙しい日常ですが、普段からちょっとだけでもそんな時間が持てるといいな。と感じた瞬間でした。





束の間の休み期間もあっという間に終わり、今週からまた保育園に通っている息子です。
最終的には、やりたいことや必要なことを『自分で考え、選び、行動できる』人になってもらいたいですし、すべてをお膳立てしてあげることが、必ずしも正しいとは思わないですが、今この瞬間、この時期に、親のできることや、家族にしか出来ないことなどは可能な限りサポートしていきたいなあと感じる連休期間でした。

子どもを預かる人間として、また父親としても日々、学び成長し続けていきたいです。

施設長 勝見

コメント

  1. 自然の力
    親としての視点
    親子関係
    どれも、子供にとっては大切な環境やね。

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