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来年も宜しくお願い致します。

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本日で、年内の通常運営が終了となります。 キッズ大陸では、先週末にクリスマス発表会を行いました。 ・スポーツフェスティバル ・サマーキャンプ ・スノーキャンプ に並ぶ、園のビッグイベントのひとつでもあります。 役になりきって、言葉を覚えたり、歌や、踊り、合奏をしたり、たくさんたくさん練習をして、臨んだ本番。 どの学年も、一生懸命な姿が見られ、その中でも個性も発揮されていて、とても良い発表になったのではないかと思います。 特に、発表会は、日々の活動の積み重ねが大切な行事でもあり、自分の役割を理解して行動したり、歌を上手に歌ったり、お友達と支えあったりと、日常生活の中で行っていることが発揮される場です。 たくさんの大人たちが間近で見ている中なので、普段以上の力を発揮できる子もいれば、緊張をし、恥ずかしくなってしまう子もいますが、それも含めてしっかり振り返りを行い、次の学習に繋げられることが大切だと思っています。 もちろん、子ども達だけではなく、先生たちも同様にひとつひとつの行事ごとに振り返りを行っています。 振り返り学んだこと、経験を次に活かせるよう、大人も子どもも日々学習ですね。 まとまりのない文章になってしまいましたが、今年も残り僅かとなってまいりました。 普段なかなか出来ませんが、今年の1年間を振り返り、今年あった出来事や、来年の目標などすこしゆっくりと考えたいと思います。 最後になりますが、次週のあずかり保育期間で、冬季休業となります。 本年も、保護者の皆様には、たくさんのご協力をいただき、誠にありがとうございました。来年もまた、お子様の成長をサポートできるよう努力して参りたいと存じますので、引き続きとなりますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 施設長 勝見

この時期になると。。。

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いよいよ明日はクリスマス発表会です。 子ども達は家族のみなさんに見てもらう事を楽しみにしながら、 明日のために練習を続けてきました。 各学年色々な表情を見せてくれると思いますので どうぞお楽しみに!! さて、この時期になると思い出すことがあります。 私が保育士になりたての頃、 発表会で年長さんにオペレッタを行いました。 まだ保育士としてのスキルに乏しく日々の生活に追われていた私は、 納得できる成果をあげることができないまま発表会を終えました。 年長として適切な発表の内容だったのか。 子ども達の成長の成果を表すことができたのか。 しっかりと目的を持って取り組めたのか。 そして何よりも子どもたちは楽しめたのか。。。 もしかしたら周りはなんとも感じていなかったのかもしれません。 でも、私は発表会というものを、 そしてそこにつながる日々の保育というものを、 深く考えさせられた行事でした。 その後何度も発表会は経験してきましたが、 未熟だったあの時の、 あの発表会の事が、 今でも一番鮮明に覚えています。 今、 きっとキッズ大陸の先生達も、 この発表会を通じて、 自身の保育について沢山の事を振り返っていることでしょう。 保育士になるための知識は、 学生の時に教えてもらいます。 保育士になってからも、 先輩保育士から沢山のことを教えてもらいます。 そして参考になる書籍は読みきれないほど沢山出版されています。 ですが、 経験を通して考え振り返ることは、 実際に担任として現場で働き、 子ども達と日々を過ごしていないことには体験できません。 知識は経験を伴うことで生かされ、 保育士にとってその経験が、何よりも自らの力となります。 今回の発表会までの日々を通じて、 保育者も子ども達も 考え振り返り、 そして新しいスキルや知識を身につけることでしょう。 子どもの学びも大人の学びも同じですね。 「結果」でなく「経過」を大切に、 残りの日々を過ごしていきます。 中尾

日々の活動報告:年少&年中

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 12月だというのに各地で夏日を観測したり、おかしな気候が続いていますね。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? クリスマス発表会を来週末に控えたキッズ大陸の子どもたちは、毎日元気に練習に励んでいます! クラスごとに劇を発表する年中さんは、 「物語にはメッセージがあり、私たちはそれを表現することができる」 というテーマのユニットで、PYPの活動と練習を並行して行っています。 ただ台詞を覚えて発表するだけでなく、「このお話が伝えたいメッセージって何だろう?」「どうしたらお客さんに伝えることができるかな?」と事前にクラスで話し合うことで、より自分たちらしい表現ができるように。 演じる側とお客さん側。異なる視点から見たときの気づきをみんなでシェアしあいます。 表情も、大事な表現方法の一つ。 笑顔で「きゃーっ」と叫んでも、怖がっている様子は伝わらないね。 では、どうしたら怖いのが伝わるかなぁ・・・ 思い思いの怖い表情をつくる子どもたち。どんどん上手になっていきます。 次に、発表会練習とは別ですが、 「私たちは様々な表現方法を使って気持ちを伝えている」 というセントラルアイディアでユニットを行っている年少さん。 かおかおシートを使って、一人ひとり喜怒哀楽を表現してみたり 絵の具を使って、「嬉しい気持ちの絵」を描いたり。 もちろん、スポーツプログラムも一生懸命頑張っていますよ♪ 今年も残りあとわずか。体調を崩さず、楽しく過ごしていきたいですね!

抱っこして!!

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週末、家族で富士急ハイランドにある『トーマスランド』へ遊びに行きました。 どちらかというと、ディズニー教育されているうちの息子でしたが、 入った瞬間に、おおはしゃぎで駆け回っていました。 子ども的には、ディズニーランドよりも、人も少なく、子ども向けの乗り物が多いので、 楽しめているのかなと・・・。 午前中で一通りの乗り物に乗り、満足した様子の息子でしたが、お昼ご飯を食べると 途端に「抱っこ、抱っこ!」と抱っこマンに変身してしまいました。 今年3歳になる息子ですが、父に似て体が大きく、本当に重いんです。。。 だましだまし、上手く誘導しながら抱っこを避けていましたが、 限界を迎えたようで、歩かなくなったところを、抱っこしてパーク内を周ります。 少し、歩くとすぐに寝てしまった息子でした。 寝る息子を抱き歩きながら、ふと感じたことは、 『こうやって抱っこして歩けるのも、あとどの位かな・・・・』 きっと、あと2、3年もすれば息子の体力もついてくるだろうし、 大きくなれば、抱っこされることを恥ずかしく思うときも来るだろうし・・・ そんなことを考えると、今のうちに出来るだけ、抱っこや肩ぐるまなど、 今しかやってあげられないことを、やってあげるのも愛情表現としてはありなのかな。 保育園では、ケースバイケースですが、 そこまで抱っこをしてもらうこともないと思うので、一緒にいられる 休日くらいはしてあげてもいいかな・・・と悟りを開く瞬間でした。 こうして考えると、乳児や幼児期のこどもに対しての、 今しか出来ないことは、たくさんあるなあと思いますし、 逆に、大人目線からでも、『今しかやってあげられないこと』も、 たくさんあるな、と感じます。 もちろん、成長とともに自分で出来るようになることも大切だと思いますが、 ・一緒にお風呂に入って遊んだり ・一緒に寝てあげたり ・絵本を読んであげたり こんなふとした時間を、今のうちに大切にしてあげたいなと、 改めて感じることが出来た休日でした。 施設長 勝見

スタッフの成長と園の成長

保育士という資格取得に、具体的にどのような勉強をするのかは、実は私はあまりわかっていない。その分、教育とか幼児保育という観点での本はそれこそ何でも読んでいる。 いまは、斎藤公子さんという、昭和の伝説の保育士が残した著作の数々を読んでいる。 斎藤公子の保育論 生物の進化に学ぶ乳幼児期の子育て 保育園のルーツや幼稚園の成り立ち等がわかりやすく解説されているし、そもそも、0歳児から6歳児までに必要な環境や教育等について事細かく解説されている。 何よりも、この斎藤さんは、医学から心理学、そして生物学(人間の進化と乳幼児の成長の関連)等を勉強、研究されている。 そこからの保育へのアプローチや環境作りは、非常に納得感がある。 一方で、キッズ大陸の保育はどうか! 現実を見なければならない一方で、その制限のなかでもあるべき姿やあるべき保育を求めていきたいと思う。 保育士も、資格をとってからも、常に勉強し続けなければならないと思う。 「日々、実践している保育について、しっかりと振り返ったり、新たなチャレンジをしたりするためのインプット、していますか???」 スタッフたちには問いたい!!!

日々の活動報告~年長:標識とマーク(表現ユニット)

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日は年長さんの活動について。 「私たちはどのように自分たちを表現するのか」 という表現をテーマとしたユニットで、 「標識やマークはメッセージを伝えるために使われる」 というセントラルアイディアのもと活動している年長さん。 ユニットの導入では、お散歩や家の周りで見つけた標識やマークを探したり、それらのマークにどんな意味があるのか自分たちで調べたりしました。 ユニットを締めくくる最後の活動(総括的課題)では 自分たちで園内に掲示する標識を作る ことに! 「どこにどんな標識があるとより安全・快適に園生活を送れるか?」を考えるため、みんなでワイワイ園内散策。 「ここには何て書いたらいいかな?」「2歳の子たちにも分かるように文字は使わないほうがいいね!」などみんなで話し合いながら、標識のデザインを考えました。 標識づくりは、先生と一緒にパソコンを使って。 初めての体験でみんな楽しんでいました! 出来上がった標識は、年少さんや年中さんに向けて紹介。 これまでの活動で発表のスキルをめきめきと上げている年長さんらしい素敵な発表でした! 自分たちで作り上げた標識が園内のいろいろな場所に掲示され、年長さん自身の行動にも変化が見られています。 来年4月には小学生になる年長のみんな。 自ら標識やマークの持つ意味を考え、適した行動を取れる人になってほしいなと思います。

チームビルディング研修

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皆さん、三連休はいかがお過ごしでしたか? 勤労感謝の日は、キッズ大陸はお休みでしたが、職員達は与野園まで足を運び4園合同の研修に参加してきました。 キッズ大陸4園の職員と、キッズ大陸miniの職員、そして、インストラクター全てが揃って総勢約80名が集まりました。 今回のテーマは 「チームビルディング」 簡単に説明すると、 年齢、役職、性別関係なくそれぞれが意見を出さざるおえない状況下で、いかに課題を解決することができるか。 どのようにしてコミュニケーションを取り、どのようにして目的を達成するか、 それを園ごとに7.8名のグループを作り実際に体験しながら考えていきます。 課題は大きく分けて二つ。 体を使う『課題解決ゲーム・ASE』 頭を使う『合意形成ゲーム・NASAゲーム』 この二つのゲームを午前午後に分けて行いました。 ASEの感想は 「とにかく疲れた。。。 でも、とても楽しかった。」 です。 実現不可能と思われる無理難題に対して、皆で考えを出し合い試行錯誤してクリアしていきます。 足腰がブルブル震えるほど踏ん張ったり、思いっきりメンバーと身体を密着させたり、、、。 課題は何個かあったのですが、私のチームが一番苦労した課題が、 『60センチ×90センチのブルーシートに7名乗ったまま裏返す』という課題でした。 ブルーシート以外の場所に手をついたり、かかとがはみ出たりしてもアウト。 ジャッジも全て自分たちで行います。 ごまかすことも見過ごすこともできる環境の中、いかに自分たちで公正に判断してクリアするか。 もう身体がもたない! 倒れる〜っっ! と、普段なら諦めてしまうところでも、メンバーが頑張ってると思うと不思議と耐えることができていました。 こんな経験学生の時以来だったかもしれません。 疲労感たっぷり。 でも、皆で力や意見を出し合ってクリアできたため、ものすごい達成感を感じることができました。 午後は、NASAゲーム。 今度は頭を使います。 月探検に行ったが着陸に失敗し、宇宙船破壊。 残るは15のアイテムと320キロ離れた母船という環境の中で、アイテムを使いどのように生き残るか。 アイテムの優先順位を

学童体験会を行いました!!

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今月頭に、年長さんが学童体験会を行いました!! 参加任意のイベントでしたが、参加の年長さんたちは、 小学生のお兄さん・お姉さんと一緒に、 おやつづくり(スイートポテト)をしたり、 お楽しみプログラムをしたり、 みんなで楽しめる日になりました。 ① 始めは、お互いの自己紹介からスタート!! お兄さん・お姉さんの前での挨拶・・・ とっても緊張していましたが、自分の名前とクラスを大きな声で言えました^^ ② 続いて、自由遊びの時間!! 普段、学童さんたちがやっているような遊びを、やり方を教えてあげながら年長さんと一緒に行いました。 ③ 打ち解けてきたところで「おやつづくり」スタート! 作り方の説明をしてもらった後にスイートポテトづくり開始!! 順番においもをつぶして、砂糖をいれて、牛乳をいれて・・・完成^^ 美味しくいただきました!! ④ 続いて、学童さん企画のお楽しみプログラム ・宝物探し ・玉入れ ・ガチャポン の順番にグループに分かれながら行いました!! この日、一番盛り上がった瞬間でした^0^ 最後は、帰りの会で今日の楽しかったことなどを、発表し合いました。 年長さんも、小学生に負けじと手をあげて発言していましたよ!! 来年からの新生活に向けて、学童さんは新一年生を迎え入れる為、 年長さんはお兄さん・お姉さんたちとの活動の練習を、楽しみながら行うことが出来ました!! 少し早いですが、とっても良い機会となりました。 次の機会も楽しみですね!! 最後はみんなでポーズ!! 学童生(木曜日のお友達)と年長さんの写真。 今年も、あっという間に残り1ヵ月半となりました。 限られた期間を大切にしながら過ごしていきたいですね。 施設長 勝見

ミッションステートメント〜国際バカロレア認定取得へ向けて〜

国際バカロレアPYP認定取得へむけて。 提出した書類からのフィードバックが帰ってきて、再度確認検討修正のアドバイスが本部より入ってきた。 数点のみで、若干の追記修正で済む内容だった。 ということは、現状は順調に進んでいると言える。 一つ、アドバイスをいただき大切だなあと思ったことは、ミッションの部分。 キッズ大陸では、 ミッションステートメント が再設定されている。 このミッションと、PYPでのユニットや日々の活動、そしてスタッフの言葉にいたるまで一貫性があるかどうかという点。 組織としては、株式会社だろうが、園だろうがまったく変わりは無く、重要な部分だと改めて気づかされた。 この年末は、ミッションと自分達の活動との整合性や、改めての方向性を確認する期間にしなければならないと思う。 一方で、園生活では、夏休みのサマキャンから、スポーツフェスティバル、そして、年末のクリスマス発表会と、イベントが目白押し。 そのなかで、PYPのユニットを進めていく難しさをみんな感じている。 佳境を迎えつつあるが、我々の探究活動はつづく。

答えのない子育て

今回は我が家の小学校5年生になる次男のお話をします。 先日のこと、 最近塾の宿題をあっという間に終わらせる次男の姿を不審に思っていた私は、 少し突っ込んで質問をしてみました。 「ちゃんとやってるの?」 「どこまでやったの?」 問題集を見ると、答えのみが記入してあって、 途中計算がまったくなし。 怪しく感じた私は 「答え写したでしょ!?」と。 必死に 「写してないよーーー!!!」 と訴えてきたものの、 あっという間に写したことがバレてしまった次男。 そこからはもう惨劇。 『宿題の答えを写す』という行為についてと、 『嘘をつく』という行為について こっぴどく叱られました。 そして 『実から出た錆』ということわざの意味を調べさせられたうえで、 過去にさかのぼり写したところは全てやり直すという 現実に向き合う事となりました。 もちろんしばらくの間はゲーム禁止。 素直な次男は、 それ以後塾の宿題プラスやり直し宿題をせっせと毎日行っています。 さて、、、。 これで良かったのかな。 一時的に真面目になるでしょうが、 果たして次男のためになっているのだろうか?? との気持ちが湧き上がってきました。 もちろん真面目に取り組んでもらいたいですが、 『答え写すなんて大した度胸だね!』 『答えを写すならもっとばバレないように工夫しなきゃ!!!』 等と、大きな気持ちで受け止めても良かったのでは。。。と。 比較的何事にも意欲的で、 自分の好きな事、なりたいものがはっきりとしてる長男と違い、 次男はおっとりとした性格。 何か熱中する物もなく、友達とただ楽しく過ごしていたいと思っている。 なんとなく兄に対して遠慮している部分も。。。 そんな次男に対して 歯がゆく感じてしまうため、 「やりたいことはないの?」 「何かスポーツやったら?」 と、問いかけることも。 ついつい先の事まで心配してしまう私。 「いいじゃん  いいじゃん  先のことなんて、本人が決めるよ。  穏やかに楽しく過ごせることが一番!!」 と、懐の深い母親になれたらな。 もっと信頼してあげないとな。 ただ 「自分の人生を自分で納得して歩んでもらいたい。」 そう願っているのですが。。。

日々の活動報告~年中:秋を探究しよう!~

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日は、年中さんが通年で行っている「四季」のユニットについて お伝えしたいと思います! セントラルアイディア:季節の変化は私たちの生活に影響を与える 一年を通し、季節の変わり目に合わせて活動を行っているこのユニット。 現在は「秋」の探究を行っています。 幼児期のPYPにおいて特に重要とされるのが、 Play-based learning=遊びをとおして学ぶこと です。 私たち大人は、つい「こんなことが出来るようになってほしい、こんなことを理解してほしい!」と知識や技術を教え込みがちですが、この時期本当に伸ばしたいのは子ども自身が「知りたい!」と思う気持ち。 学ぶための授業を受ける、のではなく、楽しく遊ぶなかに気づきがある、ということをたくさん経験していってほしいと思います。 例えば・・・ 落ち葉をたっぷり集めて落ち葉のシャワーを楽しみながら 色や形の違う落ち葉を集めて「どうして色が違うんだろう?葉っぱによって表面の手触りも違うね」など興味を持って調べれば、それだけで立派な探究活動★ 「土の中に虫はいるかな?夏にいた虫はどこに行っちゃったんだろう? 虫も冬眠に入るのかなぁ。。。」 「この葉っぱはまだ緑っぽいね。これから何色になるのかな?」 「茶色~~!」「赤~~!」 「どうして葉っぱによって色が変わるのかなぁ?」 などなど、いつものお散歩も視点を変えるだけで立派な探究活動になるのです。 クラスでは、夏に行った活動を振り返って、夏と秋でどんなところが違ったか、どんなところが同じだったかなどさらに掘り下げ、子どもたち一人ひとりの興味がどこにあるか観察しています。 来年1月~2月には四つ目の季節「冬」の探究を行う予定です。 すべての季節を探究した後に、子どもたちがどんなことを思うのか、四季のある日本という国に生まれたことをどう感じるのか聞いてみるのが楽しみです♪

先月の職員会議にて・・・

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いよいよ、3ヶ月後に迫ってきたIB認定校取得に向けた確認訪問。 キッズ大陸の先生たちも認定取得に向け、園児たちと過ごす時間はもちろん、様々な準備、設計、振り返り、反省を行いながら、試行錯誤を繰り返しながらも、精一杯取り組んでいます。 そんな中、先日の職員会議の中で自分たちの今している業務を整理し、時間をより有効活用して行こう!という趣旨で、みんなで考える時間を設けました。 中尾園長のファシリテートのもと、話し合いが始まり、 まず始めに、以下の問いかけの答えをみんなで考え、出し合いました。 「 昨年からスタートしたIBについて、実際に行ってみて先生たちはどんな変化を感じているか? 」 少し、考える時間があった後に徐々に意見が出始めました ・子どもたち同士で考える、伝え合う姿勢が増えた ・子どもたちからの「やりたい」「やってみたい」が増えた ・スポーツに対して、上手くなる為の意識が強くなった ・ひとりひとりの個性の幅の広さを受け入れられる(認められる)ようになった ・自分自身の子どもたちに対する問いかけ方が変わった ・教育や保育に関する情報を自らキャッチするようになった ・職員間のコミュニケーションが増えた ・自分に足りてないものを考えるようになった    等々。 ひとりひとりが自分の感じていることや、思っていることを自分の言葉で、話しをしていました。 今回は、特に良い悪いを分けたり、発言回数だったりのルールは予め伝えませんでしたが、ひとつだけ、中尾園長の中で「全員が発言をするまで続ける」というるーるを設けていました。 前からいる先生、新しい先生、スポーツの先生、学童の先生など全ての先生が参加する会議でしたが、最終的にはその裏ルールも開示することなく終了し、全員が自分の意見を出し合えました。 出てきたものの中で、気付いたのは子どもたちの変化・自分たちの変化についての意見が多かったことと、”ポジティブ”な内容の意見が多かったことでした。 考えたり、作ったり、やらなくてはいけないことがたくさんあり、ゼロから作ることの大変さを実際に味わってきた中でも、こうしたポジティブな意見が

日々の活動報告 ~年中:体操プログラムを通した探究活動~

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日は、スポーツプログラムで行っている探究活動についてお伝えしていきます! 今年度初めは、年長さんがサッカープログラムの中で 「ルール」についての探究 を行いましたが、今期は年中さんが体操プログラムの中で探究活動を行っています。 今回の学びの中心となるセントラルアイディアは、 「体の使い方によってパフォーマンスは変化する」 「投げる」動作を使って、手の動かし方、角度、体のひねり方など、 体の使い方を変えることで投げる強さや距離が変わることを探究しています。 思い思いのフォームで投げる子どもたち 「的に当てるためにはどうしたらいいかな?」 「遠くに飛ばすためにはどうしたらいいかな?」 「スポーツフェスティバルの玉入れでは、上に向かって高く飛ばすにはどうしたらいいかな?」 など、投げる目的に応じて、ひとりひとり工夫している姿が見られました。 英語のクラスでも、「投げる」「蹴る」などボールを使った動きの英語を学んでコラボレーションしていましたよ♪ 来週からは、ユニットで行ってきた活動の振り返りを行います。 あらゆるスポーツに通じることですが、 何か壁にぶつかったときに、どうしたら上手くできるようになるのか 試行錯誤を重ねながら探究することで課題の解決へとつなげていく ということの重要性が、少しでも子どもたちに伝わっていれば嬉しいです。