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年少:ペアワークの練習

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 もうすぐGW到来、平成もいよいよ終了ですね! 今週から、年少さんはペアワークの練習を始めています。 ペアワーク というと、2人組になって製作をしたり、調べ物をしたり。 単純な作業のように感じますが、実はこれも一つのスキルなんです。 まず最初に、ペアを組む練習から。 同じ絵柄のカードを持ったお友達を探し出すのですが・・・ なかなか声が掛けられなかったり、何をしたら良いか分からなかったり。 そんなお友達を見て、「こっちだよ」「僕たち一緒だよ」と助けてあげる姿が印象的でした。 今日はお散歩のペア作り。 先生たちが工夫をして、日々の生活の中で楽しみながら練習しています。 次のステップは、2人で一緒に活動するペアワークです。 お互いの話を聞き、協力しながらの活動となるため、またぐぐっと難易度が増します。 年中さん、年長さんで行う少人数でのグループワーク、クラス全体での活動などにつなげていけるよう、少しずつスキルアップしていきたいと思います!

スポーツプログラム

前回の校長ブログで、認定取得のご報告をさせて頂きました。 認定取得までの期間、保護者の皆様や関係者の皆様には多大なご協力やご支援をいただけ、本当に感謝申し上げます。改めて、御礼申し上げます。 さて、ありがたいことにスポーツ教育×IB(PYP)というキャッチでウェブ上で複数の記事にもなっていましたが、今後、園運営を行ううえでの自分たちの『教育』・『保育』について、あらためて、重みを感じる瞬間でした。 とくに、キッズ大陸の特徴である『スポーツ教育』については、園児たちのスキル向上はもちろん、PYPとのコラボレーションなど、まだまだ職員間でも理解を深め、レベルアップを目指さなくてはならないことが多いです。 少し、話しはかわりますが、私は、キッズ大陸の立ち上げから約8年間、園運営に携わってきました。この中川園はキッズ大陸で一番最初に開園をした園というのは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は、もともとキッズ大陸はさいたま与野園が第一号園として開園をする予定でした。 中川園開園の約1年前から、正式に立ち上げ部門がスタートし、年間スケジュールや時間割、各種プログラムの設計や、クラブ活動、ユニフォーム設計、バスの送迎などなど、本当にたくさんのことを、経験のあるメンバー、全く初めてでとにかくついていくのに必死なメンバー、さまざまな人が、より良い園を作るために意見を出し合い、少しずつ形になっていきました。(私は、社会人2年目でしたのでついていくのに必死でした!!) そんな準備をしていたら、いつのまにか、この中川園の開園が決まり、ゼロから園を建設していた与野園よりも先に、施設の改修だけでよかった中川園がスタートすることになりました。 私自身、与野園の開園に向けて、準備を進めていたのですが、急遽、中川園のスタッフとして配属になり、ものすごく不安でいっぱいだったことが今でも記憶に残っています・・・。 そうして色んなメンバーが集まり、時間をかけて作られていくものや、あっという間に決まることなど、この立ち上げの1~2年は私にとっても本当に良い経験だったなと思います。 だいぶ脱線してしまいましたが、冒頭でお話したキッズ大陸のスポーツについて、認定取得のタイミングで、立ち上げ時に、スポーツプログラムを作っていたときのことを思

*2019年春のユニット紹介*

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こんにちは、PYPコーディネーターの玄間です。 今日は春のユニット内容について簡単にご紹介しますね! 年少【しろくま・ぺんぎん】 テーマ:Who we are(私たちは誰なのか) セントラルアイディア:「私たちは様々な要素で作られている」 まずは、今年から本格的な探究活動を始める年少さん。 Who we are(私は誰なのか)という大きなテーマのもと、自分自身について一年を通して探究していきます。自分の名前や年齢、心や体の成長、家族のことや好き嫌いについてなど、さまざまなスキルも取り入れながら遊びをとおして楽しく学んでいきます。 【図書館を使ってみよう】 自分で好きな本を選び、ペアワークで好きな本を紹介しあう活動を行いました。 【英語プログラムでも探究!】 What's your name?(あなたの名前は?)や、What color do you like?(何色が好き?)など、ユニットに関連した言葉や表現を学んでいます。 年中【はやぶさ】 テーマ:How we organize ourselves(どのように自分たちを組織しているのか) セントラルアイディア:「コミュニティーには様々な役割が存在する」 年中さんは、探究活動2年目。自分の好きなことや興味のあることに着目し、「どうしてかな?」と疑問を持つこと、先生やお友達とお話をしながら答えを見つけ出すことに少しずつ慣れてきました。今期は、年少さん時代よりもぐぐっとレベルを上げ、私たちが住んでいるコミュニティについて「どんな人がいるか、どんな施設・お仕事があるか」など、実際にまち探検をしながら探究していきます。 【みんなで決めたお約束】 【中川園の先生たちの仲間わけ】 キッズ大陸よこはま中川園も一つのコミュニティ。どの先生とどの先生が仲間かな?と、一人ひとりで考えました。クラスで分けたり、性別で分けたり、、みんな各々の分類をしてくれました。 年長【ぞう・らいおん】 テーマ:Sharing the Planet(この地球を共有するということ) セントラルアイディア:「環境を守るために、私たちは行動することができる」 年長さんは、キッズ大陸最後の年!!年少時代から、IBに触れてきた子どもたちです。今年最初のユニットは、Sh

国際バカロレア PYP(Primary Year Program)認定取得

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この度、晴れて、国際バカロレア PYP の認定を取得しました。 活動のスタートから、振り返りたいと思います。 2016年9月30日 横浜で開催されたIBのローカルワークショップ。 英語で3日間みっちり。久しぶりの英語付けで頭痛がしたことを覚えています。 2017年1月12日 バカロレアに関するスタッフミーティングのホワイトボード 2017年1月17日のIBミーティング 2017年1月19日のIBミーティング 2017年3月1日 控えめな掲示をはじめました。(学習者像)とユニット 2017年5月19日 岐阜 サニーサイドインターナショナルスクールを視察 渡辺園長との出会い 2017年6月17日 国際バカロレア インスクールワークショップ 2017年8月5日 2017年12月18日 中川園の飲み文化は、この頃から芽生えはじめていました。 2018年1月20日 2018年1月30日 2018年2月15日 J リーガーがきて、園児に話をしてくれました。 2018年3月3日 IBワークショップ 2018年4月7日 IB勉強会 2018年4月21日 バーベキューパーティー@茅ヶ崎 前園長が、さんざんたこ焼き焼いて、その後寝てました。 2018年6月3日 4園合同サッカー大会でのIBエキシビジョン 楽しそうに、自分たちで考えたサッカーのルールをプレーしていたのが印象的です。 2018年9月7日 IB勉強会 2018年10月13日 スポーツフェスティバル 自分達で運営するスポーツフェスティバルでした。この年から、毎年の恒例となります。 2019年1月15日 ユニット(私たちはいろいろなヒトに影響を受ける)というテーマで、私がゲストとして園児達からインタビューを受けました。 2019年4月2日 PYP申請レターに署名 やっと、申請が認められるレターがとどき、それを受理し、正式な登録を申請するためのレターに署名しました。 我々の勉強、探求はまだまだ続

旅立ちと出会い

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4月になり新元号も発表され、 桜の満開に合わせて新年度がスタートしました。 進級した子ども達は、 ひとつお兄さんお姉さんになったことに喜びを感じ、 自信いっぱいに新しい学年を楽しんでいます。 新しく入園してきた子達は、 不安をのぞかせながらも、 日一日と園での生活に慣れてきています。 子ども達がこの一年でどんな風に成長するのか、 今からとても楽しみです☆ さて、先日のことになりますが、 卒園生を送り出す卒園式と同時に、 IBの学びの成果を発表する エキシビジョンを行いました。 エキシビジョンは、今まで行ってきた探究活動の集大成となります。 昨年度の年長組さんはこの2年間で8個のユニットを行ってきました。 1月からスタートした最後のユニットは、 『人間関係は私達の人生に影響を与える』 というセントラルアイデアのもと、 今までの園生活を振り返りながら マインドマップを作成し、 どんな人と関わり、 どんなことを感じ、 どんな風に成長してきたかを考えました。 その中で一番感謝したい人に対して、 それぞれが気持ちを表す手紙やプレゼントを 用意しました。 当日はひとりひとりが保護者の方や来賓、職員達対して、 自分の言葉でマインドマップの説明をしたり 感謝の気持ちを伝えたりしました。 子ども達がお母さんお父さん達を迎え入れる時の 期待に満ちた表情。 保護者の方の暖かく寄り添いながら 子ども達の話に耳を傾ける姿。 会場全体に何ともいえない暖かくて 心のこもった空気が行き渡り 熱いものがこみ上げてくる瞬間でした。 私たちは一人では生きていくことは出来ません。 様々な人との繋がりがあるからこそ、 より豊かな人生を歩んでいくことが出来るのだと思います。 このユニットを通して子ども達は、 自分の周りにいる様々な人との関係について考え、 そして人とのつながりの大切さを感じ取ったのではないかと思います。 思いやりの心をもち 他者の考えを受け入れ、 自身の考えも伝えながら