「おにいさんだからできるよ!!」

先週末のスポーツフェスティバルが終わり、今週は少しゆっくりと日常の時間を過ごしている子どもたちです。

今回のスポフェスでは、
・お友達と協力しながら演技に取り組んだり
・勝ち負けを意識して真剣に考えたり
・たくさんの人が見ている中でドキドキしながら頑張ったり
・嬉しい思い、悔しい思い、達成感を味わったり

色んな気持ちや経験を通じて、学年ごとに違いはあれどたくさんの学びにつながったように思います!!



さて、私自身も平日は特にバタバタとしてしまい、息子と話をすることが中々出来ない日々が続いていました。


そんな中、休みの日に息子と朝食を取りながら話しをしていたときに、少しだけ考えさせられるエピソードがありました。


【ある日の朝食】

息子「もうおにいさんになったからひとりでごはん食べられるよ!!」

父「すごいねー!じゃあご飯食べたらお着替えもひとりで出来ちゃうね?」

息子「おきがえもできるよ。○○せんせいといっしょにしてるから~!」


こんな会話をしていると、私が飲んでいたコーヒーを指差し、

息子「これは”にがいにがい”だからおとなになってからだよねー!」



ここで、私も少し考えて息子に、ちょっと意地悪な質問しました。

父「じゃあさーお兄さんと大人ってどう違うの?

息子「わかんない!」・・・即答でした!!


たしかに、2歳児の息子に”おにいさん”と”大人”の違いは、普通説明できないですよねw



ただ、きっと息子の中ではすでに、

じぶん < おにいさん < おとな

の3つにおける、なんとなくの順位ができているんだなーと。


私自身も、もし「”おにいさん”と”おとな”ってどう違うの?」と息子に質問されていたら答えに詰まっていたかもしれません。



20歳になったら・・・
義務教育が終わったら・・・



など世間一般的な回答をしても、こどもには理解しにくかったり・・・
そんな時に、わかりやすく答えられるようにしておきたいですね(大人として)


きっと子どもたちは、大人が何気なくしている行動や、ニュアンスを感じながらこういう、微妙な『順番』や『ルール』を理解していくんだろうなと思います。


ちょっと違いますが、『モラルやマナー』など現代社会でも話題になっていますが、たくさんのことを感じ取り、すぐに行動に移せるこの時期にきちんとこうしたものを、理解させることが将来的にきっと大事なんだろうなあと思います。

取り留めなくなってしまいましたが、感性が豊かでたくさんのことを吸収しやすい時期だからこそ、子どもたちが将来、社会に出た時に恥ずかしくない(苦労しない)よう、関わる大人たちが、人としてのルールやマナーをきちんと伝えていきたいなあと感じる出来事でした。




ちょっと違いますが、キッズ大陸の学童(小学生)さんもお友達と過ごす時のルールやマナーを自分たちで考え、決め事として活動してます。



※IST(integrated study time)『総合学習の時間』
キッズ大陸の学童は、日々の活動の中で『総合学習の時間』があり、イベントの企画・運営やHRをしています。
1年生から3年生まで、他学年もいますが自分の考えを伝えたり、お友達との意見をすり合わせたりしながら楽しく活動をしています。




話しがとんでしまいましたが、日常生活の、ちょっとした出来事も大切にしながら、私自身も日々学んでいきたいと思います。


勝見

コメント

このブログの人気の投稿

スポーツの探究活動

IB保護者勉強会

​国際バカロレア取得の思わぬ価値