世の中の流れとキッズ大陸中川園の取り組み

教育の世界が大きく変化を迎えようとしています。
文部科学省では、2020の学習指導要綱(小・中・高)を大幅に改訂すると発表しており、その主旨は、”今回の改訂では、これまでの知識偏重型から脱却し、思考力や表現力を主体的に育むアクティブラーニングを重視する方針で、ポイントは「英語教育の強化」と「地理歴史、公民に新必修科目」”です。

アクティブラーニングは、大学でも盛んに広められている教育手法。
所謂、従来型の、先生が生徒へ一方的に教えるのではなく、生徒が主体的に学び、先生が所謂”ファシリテーター(進行役)”として、生徒の学びをサポートするという方法です。
言葉でいうは易し。実際は非常に難しいスキルです。

バカロレアの目指す教育スタイルは、まさしく、この「学ぶものが主体的に探求する」事が求められます。その進行をサポートするのが先生の役割。

今、キッズ大陸中川園では、この園児主体の探求を、プログラムも、進め方も、そして、先生の役割も、一から作っています。誰も教えてはくれません。自分達で、限られた日本語資料と膨大な英語資料に向き合いながら、日々の通常業務もしっかりとこなしながら、自分達オリジナルのPYP(Primary Year Program)を作成し、トライしています。
しかし、大変なだけではなく、困難な課題にチャレンジしている先生方自身が、目を輝かせ、その過程を(大変なんですが)楽しんでくれています。
保育士として、本当に大きく成長してくれています。
その先に、必ず保護者のこどもの笑顔もあるからです。

2019年3月までの認可取得。

楽しみにしていてください。

校長 西野 努





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