見本になること・・・

子どもにとって、身近な大人の関わりってすごく大事だなと。

先月3歳になったうちの息子が、最近ふとした時に口にする親の言葉や行動を真似したり、質問してきたりします。

それも、えっこんなこと聞いてたの(見てたの)というところまでびっくりするほどにw

例えば、食前・食後の挨拶など子どもには「ごちそうさましてね」と言いながら、私や妻が食後に、そのまま食器を片付けようと立つと「ぱぱ、ごちそうさまして!!」と注意されたり、冷蔵庫の前でたったままお茶を飲んでいると、「ぱぱ、お椅子に座って!!」と言われたり。

何気ない日常の様子を本当に良く見ているなーと、いよいよ息子の前で変な行動は出来ないですね(笑)

ひとつひとつの行動に対しても、『これは、こうしたらこうなるかな』と理解し、つなげて考えられるようになってきたこともあり、こちらの言葉に対し自分の意に反する答えが返ってきた時に、一丁前な代替案なども言ってきます。

息子「ぱぱ、めろんたべたい」
私 「さっき食べたから、今は食べないよ」
息子「じゃあ、おふろはいったらたべる?」
私 「今日はもう食べないよ」
息子「ねんねして、ほいくえんいったらたべる?」

こんなやり取りが出来るようになってきました。


親の言葉や行動をとってもよーく見て、吸収することの出来るこの時期だからこそ、身近な大人がお手本になるよう心がけなくてはいけないなと改めて感じますね。

とくに、習得させたい。できるようになって欲しい。というものであればあるほど、指示したり教え込んだりしがちですが、(例えば歯磨きやお箸ですね)そういうものほど、身近にいる大人がちょっとだけ心がけて楽しそうにやってみるだけで、こどもたちには興味が沸き「やってみたいな」、「こうやってやるんだな」、「このときにやるんだな」などの気持ちが芽生えるんだろうなと思います。

「こどもは、親の言うこと(言葉)ではなく、行動から学ぶ」という言葉をよく耳にしますが、まさにその通りだなーと。


毎日の生活の中で、いつもいつもこんなことを気にしながら子どもと接することは、もちろん難しい(特に自分の家だと)ですが、良い・悪いについてや、これはさせたいなーなんて思うことは、”自分の行動”を少し意識しながら、子どもと接して行きたいなと思います。


先日の、IB保護者勉強会の中で西野校長が「子どもの成長につながる隠れた通路」では...

『感化』・・・親が意識して行動することで、子どもが無意識の中で感じて行動する状態
『薫化』・・・親もこどもも無意識の中で、自然に感じ取り行動している状態
この2つが、大切と言っていたことを思い出しました。




良いことも、悪いことも親が意図してないところで子どもが行っていることってありますよね。気をつけなくては。


自分たち自身も、日々、成長するための努力・姿勢は大切ですね・・・


勝見








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